前回、自治体のチャットボット導入例を中心にお問い合わせや良くある質問に答えるチャットボットの使い方をご紹介しました。
今回は、お問い合わせ窓口としての使い方以外にもエンターテイメントとしての使い方や、営業としての使い方など様々なチャットボットの使い方をしている事例をご紹介していきます。
【目次】
1、導入事例①エンタメ
2、導入事例②営業ツール
3、もっとあるチャットボットの使い方
4、まとめ
1、導入事例①エンタメ
チャットボットは名前の通り、チャットを目的としてチャットボットそのものを楽しむ使い方も可能です。
チャットボットにキャラクター性を持たせる事で、話しかけたい使ってみたいという思いを持って、お客様自らチャットボットを使用し楽しめるか?という部分も必要な要素です。
りんな
エンタメチャットボットとして有名なのは、2015年に日本マイクロソフトが開発した会話ボット「りんな」です。
「りんな」はLINEにて架空の女子高生りんなとの会話を楽しむ事ができるサービスとしてアイドル的な人気を持ちました。
現在では、より自然な会話ができる様にアップグレードされています。
BOKETE BOT
株式会社オモロキが運営しているWebサービス「ボケて(bokete)」をLINEで利用出来る「BOKETE BOT」
テキストを送ると、テキスト内容に関連したボケを「BOKETE BOT」が探してくれます。
2、導入事例②営業ツール
HPや会社が管理するSNSアカウントに訪問された見込み客の方に対して、今までであればお客様のお問い合わせ待ちの状態でした。
しかし、チャットボットを導入する事で、堅苦しいフォーム入力やお問い合わせをさせる事なく、チャットボットの自然な会話の中で個人情報や営業に必要なヒアリング情報の入力をしてもらう事ができます。
ライフネット生命
オンライン生命保険のライフネット生命では、チャットボットによる保険の診断や見積もりが可能です。
公式マスコット「ラネットくん」が保険に関する質問に答えてくれたり、商品の紹介をしてくれます。
チャットボットによる営業では、売り込み感がないので気軽さを演出できます。
3、もっとあるチャットボットの使い方
その他にも例えば、飲食店ではチャットボットで注文ができたり、ホテルなどの予約がチャットボットでできるサービスも増えてきました。また子供の家庭学習にチャットボットを使う教育関連企業もあります。
4、まとめ
チャットボットはアイデア次第で色々な使い方ができます。
今後、チャットボットだけで完結するサービスやチャットボットと組み合わせたシステムがどんどん生まれてくると予想できます。
新型コロナウイルスの影響もあり、インターネットでの取引が増えるこれからの時代にチャットボットは必須のツールになってくるのではないでしょうか…。
次回は、そんな内容も含めこれからチャットボットが当たり前になる理由をお伝えできればと思います!
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