仕事は「人脈で決まる」とよく聞きます。
確かに一人では何も出来ない
ことを考えれば、
人脈は必要条件です。 でも意外と考えないのは「人脈」とは何か?
という基本的な問題です。 たとえば、、、、
①近所のスーパーのおばちゃん ②異業種交流会などで定期的に会う人 ③講演の講師
などを考えてみます。
①はどう考えても論外、名前も知らない関係では人脈はありません。 ③もただ遠目で見ているのでは、講師も単なる物体であって、意味がありません。 ②はどうでしょう?一見すると人脈を思えるかも知れませんが、
定期的にルーチンで会うだけでは人脈とはいえません。
こう考えると、自分は人脈がないなー
と思うかもしれません。 そうなんです、少ないのが普通です。
人脈は無意識では形成できません。
不断の努力と、工夫、そして意識が常に必要なのです。
「俺には人脈がある」という人がいたとすれば、
それがどんな人たちで、関係の深さがどのくらいで、
などということを考察することが肝要です。
きちんと聞いてみると
たいしたことがないことが多いのです。
「人脈」とは、本来流動的な人との関係を固定化し、
継続的な関係へと変えることで生まれるものなのです。
<人脈=関係の固定化+継続化>
となるのです。
この方程式は大変に重要です。
忘れないでくださいね。
そうすると、 当然「この人との関係を固定化かつ継続させることが大切か?」 という疑問が湧くでしょう。
そして概ね、答えはNOです。
だから、人脈ができないとも言えるのです。
さて、人脈を構築する上で考えられるルートは、
①ダイレクトにアポイントメントを入れる ②異業種交流会などに参加する ③紹介をしてもらう ④偶然出会う
ことが挙げられます。
次回は異業種交流会の使い方を考えます。
そして、ダイレクトアポイントメントなどの
手法にも考察深めていく予定です。
人脈は仕事だけではなく、
プライベートも充実させることができます。
この連載を通じて、出会いの素晴らしさを
再認識していただければ望外の幸せであります。
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